41) 「あいさつ」の言葉。

日本には“相手を気遣う”、“思いやりに”に溢れた「あいさつ」の言葉がたくさんあります。大きな声ではっきりとあいさつすると、自然と心が豊かになる言葉。生活を豊かにする活き活きとした言葉です。

●たとえば
行ってらっしゃい   はじめまして   行ってきます   よろしく
ただいま       ようこそ     お帰り      いらっしゃいませ
ご免ください     おはよう     お久しぶり    こんにちは
お休みなさい     こん晩は     お大事に     お互いさま
いただきます     お疲れさま    ごちそうさま   失礼します
おめでとうございます ありがとう    またあした    ごめんなさい
お変わりありませんか すみません    どう致しまして  申し訳ありません   ごきげんよう

などなど広義に「あいさつ」を解釈すると枚挙に遑がありません。
しかし最近は、このような言葉が日常、あまり聞こえません。
人間関係を成り立たせる基盤は日常の「あいさつ」でしょう。
「あいさつ」は人と人のつながりを深めるためのものであり、よりよいつながりを求めていくなかで生まれてきた言葉だと思います。
「あいさつ」の言葉の持つ不思議な力、その効用は日常生活の中でしっかりとあいさつすることによって実感します。
はっきりと大きな声で明るくあいさつすることをNPO PTPLは奨励してきました。
特に子どもたちに、はっきりと大きな声で明るく「あいさつ」することを奨励したいと考えます。“きかん坊”や“いじめっ子”、“いたずらっ子”も大きな声ではっきりとしっかりと「あいさつ」ができるようになれば子どもたちは健やかにしなやかに成長していくことでしょう。
昔は、あいさつと感謝の言葉を自在に使う人が私の周りにたくさんおりましたが、今は、あいさつと感謝の言葉が少なくなってきております。
さあ大人のみなさんが手本です。大人のみなさんが家庭で、学校で、地域で率先して子どもたちの手本になって下さい。
コミュニケーションの輪と和が広がります。これが日本の“絆”であり、“結び合い”です。

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