52) われわれはどこを向いて、何を目指したらよいのでしょうか?

●「自分さえよければ」
先達が育み、培ってきた日本人の生きる知恵・生活の知恵・思想が失われてきているように感じられます。
自分の利益を守るためには手段を選ばない、「自分さえよければ」という極端な利己主義が蔓延しているように感じられてなりません。「さもしい根性」の人が多くなってきているのでしょう。日本人ということから、かけ離れた日本人が多くなっています。日本人を取り戻すには、先達の生きる知恵・生活の知恵・思想を学び、日本を見つめ直すことが大切であり、われわれの進むべき道も見えてくるに違いありません。

●平成27年は戦後70年、グローバル時代、世界も日本も大きく揺れ動いています。われわれはどこを向いて、何を目指したらよいのでしょうか。

●平成27年はNPO PTPLにとって、また、日本にとっての「ジャパネスク運動」元年です。

●NPOPTPLの目指すところは、「人と人、人と自然のコミュニケーションの豊かな社会づくり」、「人への、自然への思いやり、いたわり、やさしさの溢れた社会づくり」です。その基盤となるのが日本の本質、日本のアイデンティティ、日本的なるもの「ジャパネスク」です。

●共に生きる「ともいき」という価値観・生活観、共に生み出す「ともうみ」という想像力(発想力)・創造性、そして共に幸に生る(共に幸に生きる)「ともさち」という倫理観・社会観。これが目に見えない「ジャパネスク」であり、日本人の精神的基盤です。
そして、目に見えない「ジャパネスク」、「ともいき」「ともうみ」「ともさち」でつくりあげた形のあるモノ・コト・文化が目に見える「ジャパネスク」です。この二つを総称して「ジャパネスク」とNPO PTPLでは呼ぶことに決めました。

●過去、現在の「ジャパネスク」を継承し、その「ジャパネスク」を日本人に、日本在住の外国人に広く、深く啓蒙・訴求し、さらに一歩進んだ斬新で独創的な「ジャパネスク」を創造し、日本人に、そして世界へ啓蒙・訴求していくのが「ジャパネスク運動」です。

●「ジャパネスク」は明日を創るために、世界中が探し求めている普遍的なものになる可能性が大であり、地球上の諸民族の心と生活をつなぐ、いわば文化交流のための共通言語になることでしょう。

●とても難しい困難な啓蒙活動ですが、「いま」がその活動の出発点であると考え、立ち向かってゆく覚悟です。賛同していただけるすべての人々が結び合い、助け合い、支えあって、この運動を推進していこうではありませんか。

●NPO PTPLが企画・制作・運営している8つのサイト。そして新しい「ジャパネスク」のサイトに馴染んでいただけたら幸甚です。

なお、「おらが富士計画 ふるさと富士山探し」「ともいきぐらし」「不思議・驚き・魅力のジャパネスク」のフェイスブックにもコメントをどうぞ。お待ちしています。

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