136) 私が最近感じたこと。

昔、私がまだ子どもの頃、町々には「習い事」をする場がありました。
「日本古楽器」「長唄・小唄・浄瑠璃」「日本舞踊」「お茶」「お花」「お香」などなど……。でも今は、少なくなってきています。「習い事」をするということは、「日本とは、日本人とは、日本文化とは」を知る上でとても大切な事だと思います。それは学問とは違った側面から、毎日の生活の中から、日本を知る重要な手掛かりになるからです。
私はこの年齢になって初めて日本の生活文化の中から一つ「習い事」をしてみたいと思うようになりました。「80の手習い」です。「お茶」「茶道」を習ってみたいと考えていますが……。身体がもう少し良くならなければ無理でしょう!!
「茶道」を習っていくことによって、抹茶、玉露、緑茶、ほうじ茶、香茶、煎茶などについて、床の間にかける「掛け軸」や水墨画、書などについて、床の間に活ける旬の花、花器(ガラス器、陶器、陶芸)などについても学び、幅広く生活の知恵、知識が広がることでしょう。
皆さまも日本の生活文化の中から一つ選び、習ってみてはいかがですか。きっと生活の場も広がり、日本についての知識も広がることでしょう。
三日坊主はいけませんよ!!
私の夢は、鉢植えでよいからお茶の木を植え、育て、茶摘みをして、抹茶を作り、友人を呼び、お茶を点てて楽しいひと時を過ごしたいということです。

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