24) 新緑、百花繚乱、春たけなわ、そして季節は立夏へ。

落葉樹は若葉に覆われ、常緑樹も若々しい新芽を出し、古い葉を落とし始めました。(常盤木落葉・ときわぎおちば)
こんなにも緑の色が豊富にあるとは!!
新緑と花、そして太陽の光、春風、小鳥のさえずり、飛び交う蝶・・・・。
何か、安心感が漂います。自然がわれわれ人間に「大丈夫。安心、安心。」といっているようです。
近所をあてもなく散歩していると、ハナミズキとプラタナスの街路樹が目につきます。
ハナミズキは紅白の平たい花を咲かせ、プラタナスは強い剪定をした枝から新芽が出始めています。
私はプラタナスの樹肌の斑紋が面白く、しばらく観察していました。
プラタナスは、おそらく日本では、というより世界で最も広く、多く使われている街路樹ではないでしょうか。
そして「自然教育園」に到着、せせらぎに水の流れる音を聞いた時、水道の蛇口の音しか聴いていない毎日、自然の水の流れ、そしてその音の素晴らしさに驚嘆しました。
町に川を取り戻したいものですね。春夏秋冬で、流れる水の表情も変化し、流れる音も変化することでしょう。
木々がそろって芽吹く時は、四季のうちでも最も生気に満ち、人みな生きている幸せを、生きることのありがたさを実感する時でしょう。
「春は極まり、極まれば夏が萌す。」5月5日は立夏です。あちらこちらで夏の先触れが感じられることでしょう。

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